内窓をDIY!リクシル「インプラス」と簡易内窓キットで断熱&防音効果を比較レビュー

🏡 築古木造住宅の冬はとにかく寒い…。
その原因の多くは「窓」からの冷気です。

暖房を入れてもすぐ冷えてしまう我が家。
「何とかならないか」と思い調べていたところ、
DIYでも取り付けられる内窓があることを知りました。✨


💡 リクシル「インプラス」をDIYで設置してみた

見つけたのは リクシルのインプラス
自分で採寸して注文できる本格的な内窓です。

工場でカット済みのリクシル インプラス

📏 注文の流れ

  1. 窓枠の指定箇所をメジャーで採寸
  2. フォームに数値を入力して注文
  3. 工場でカット済みの窓が届く
インプラスをキッチンに設置

🛠️取り付け

注文時のサイズのとおりにカット済みなので、枠を取り付けて窓をはめ込むだけで完成。🔧

30分もかからずに取り付けられました。あっという間だったので取り付け時の写真がなくて申し訳ないです🙇‍♂️

インプラスのクレセント錠部分

枠は指定か所にタッピング止めするのですが、タイルのようなつるつるの面であれば、厚めの強力タイプ両面テープでも十分に固定出来そうです。

穴あけをするにしても両面テープで固定して、納得がいくまで歪みなどを調整してから穴あけしたほうが失敗もしにくくて済むと思います。

🪟ガラスの種類も選べる

  • 透明ガラス
  • 向こうが見えないガラス(フロストガラス・型板ガラスなど)
  • 厚み:3mm~5mm

私は防音効果も期待して5mm厚を選びました。

❄️ 効果は抜群!

内窓なしで表面温度10.5℃
内窓なしで表面温度10.5℃
内窓ありで表面温度16.8℃
内窓ありで表面温度16.8℃

なんと6.3℃も差が出ました!
外の音の遮断も非常に優秀です。


⚠️ インプラスの注意点:設置には「奥行き7cm以上」が必要!

インプラスを設置するには、既存の窓枠奥行きが7cm以上必要です。

枠の奥行がないためインプラスが設置不可
キッチンは簡単にインプラスを取り付けられましたが、別の部屋の吐き出し窓は枠の奥行が3cmくらいしかなく、インプラスが設置不可😢

🧰 奥行きが足りない場合は「簡易内窓キット」!

諦めかけたところで見つけたのが、
奥行き3cm程度でも取り付けられる簡易内窓キット。

ホームセンターや通販で購入できます。

🪞 特徴

  • 材料は 中空ポリカ板(軽くて断熱性あり)
  • 自分でカットして枠に収めるだけの簡単DIY
  • コスパが高い!
ポリカ版を使用した簡易内窓
こちらは穴あけなしで枠を両面テープで固定しました。

気密性はインプラスほどではありませんが、
冷気の侵入はしっかり軽減できました。✨

窓枠の奥行が3cmほどに収まった簡易内窓
窓枠の奥行が3cmほどしかなかった我が家でも、ピッタリ収まりました。
簡易内窓にモヘアテープで気密性アップ
モヘアテープを使えば気密性もさらにアップ。
簡易内窓のプライバシー効果
中が見えにくいのでプライバシー効果もあります。
簡易内窓なしで表面温度5.7℃
簡易内窓なしで表面温度5.7℃
簡易内窓ありで表面温度14.9℃
簡易内窓ありで表面温度14.9℃

なんと9.2℃の差!
体感でも、窓際の冷気がほとんど感じられなくなりました。


🧲 時間が経つと“たわみ”が出る?

中空ポリカ板は軽くて扱いやすい反面、
長期間使うと 中心部が少したわんでくることがあります。

強力マグネットで簡易内窓のたわみ防止
私は 強力マグネットを使って中央を固定し、
たわみ防止をしています。

見た目もスッキリ仕上がりました。💡


💴 助成金制度もチェック!

もし「窓ごと交換」や「本格的な二重サッシ」へのリフォームを行う場合は、
自治体や国の断熱リフォーム補助金が適用されるケースもあります。

👉「先進的窓リノベ事業」「子育てエコホーム支援事業」などが該当。
設置内容によっては数万円の補助が出ることも。

🧩 まとめ

対応策特徴効果注意点
🔧 リクシル「インプラス」本格的な二重窓断熱・防音◎奥行7cm以上が必要
🪟 簡易内窓キット安価で手軽にDIY可能断熱〇 防音△ポリカがたわみやすい。隙間が多少あるのでモヘアテープで気密性アップがおすすめ。

✨ 感想

内窓をつけたことで、
冬の冷気がぐっと減り、暖房効率が明らかにアップ。

DIYでも十分効果があり、
「もっと早くやればよかった!」と思える結果でした。😊