目次
💡 夏場の高温対策に着手
私が愛用しているPCケースは NZXT H510 Elite。
デザインも美しくお気に入りなのですが、少し前のモデルということもあり、
底面に吸気ファンがない構造になっています。

夏場にゲームを起動すると、
グラフィックボード(GPU)のファンがかなり高回転になり、
ケース内のエアフローに限界を感じていました。💨
そこで考えたのが──
「新型のPCケースのように、底面から外気を取り込めないか?」
⚙️ 未使用のHDDベイを活用できそう
底面にはもともと 3.5インチHDDを搭載できるスペースがありますが、
現在はSSD運用で使用していません。
このスペースをうまく活かせば、
12cmファンを追加できるかもしれないと思い立ちました。💡
🔧 加工に使った工具「ハンドニブラー」
そこで見つけたのが、ハンドニブラーという工具。
金属や樹脂板などを手動で少しずつカットできる便利なアイテムです。✂️
薄い鉄板でも、ペンチ感覚でカリカリと切り進められます。
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📏 切断と穴あけの工程
まずは定規で寸法を測り、マジックで切断ラインをマーキング。
ファンを実際に当てながら、ネジ穴の位置も確認して印をつけます。
- ハンドニブラーで底面を慎重にカット
- ファン取付穴は ドリルで4か所穴開け
- バリをヤスリで軽く処理して整える

🌀 12cm吸気ファンを取り付け
加工後、底面に12cmファンをぴったり設置できました。👏
固定は一般的なPCファン用ネジでOK。


上からはメッシュを適切な大きさにカットして両面テープで固定し、
防塵対策をして見た目もスッキリとした仕上がりに。✨
❄️ 効果を確認してみた
底面から外気を吸い込むようになったことで、
GPUの冷却性能が大幅に向上!
高負荷時でもグラボのファンがうならなくなり、
全体の騒音も静かになりました。🔇
体感的には、以前よりも温度が5〜8℃程度低下(※環境差あり)。
夏場の安定性が格段に改善しました。
🧩 まとめ
- NZXT H510 Eliteの底面に12cmファンを追加
- ハンドニブラーで簡単に金属パネルをカット
- HDDベイスペースを活用して吸気経路を確保
- 冷却性能が向上し、GPUの静音性もアップ
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