静音タイプのテレビ録画対応外付けHDDは本当に静かだった。

今までテレビ録画用のHDDには2.5インチのポータブルHDDを使用していました。それは当初3.5インチの外付けHDDを付けて、振動音がうるさくて使えなかった経験があったからです。

しかし、使っていた2.5インチのHDDが5年目くらいで壊れてしまい録画が出来なくなったので、新しいHDDを探していた所、IOデータから3.5インチではあるものの、静音タイプということで発売されている外付けハードディスクがあったので試してみることにしました。

驚いたことに最近の3.5インチHDDも改良されていて、かなり振動も少なく動作音も気にならなくなっていました。

今回購入したのはIOデータの「EX-HDAZ-UTL」シリーズ。

3.5インチHDDですが、かなりコンパクトです。
3.5インチなので、ACアダプターの接続が必要です。

カバーを開けて分解してみました。

Seagate:シーゲイト
Seagate:シーゲイト製のHDDが入っていました。

ケースの内側にはとくに防音材のようなものはなく、樹脂製のカバーでHDDを覆っているだけでした。

これで本当に静かになるのだろうか…

もしもうるさかったらカバーの内側に静音シートを貼ることも出来そうです。

HDDを取り出してみると、振動吸収のパーツが付いていました。

写真の真ん中の四角い部分がゴムで出来ていて、HDDの振動がカバーへ伝わりにくいようになっていました。

しかし、これだけで本当に静かなのか半信半疑なところです。

実際に使用してみると静かだった。

カバーを組みなおして設置して電源を入れてみたところ、驚くほど静かでした。

確認できた振動吸収のパーツの効果もありますが、HDD自体も昔に比べて進化しているようで、あの薄い樹脂のケースでも無音とまではいきませんが動作音が殆んど気にならないレベルです。

録画をスタートさせると、通常であればゴリゴリとヘッドがシークするときの振動が棚を伝わってうるさくなるのですが、振動吸収のパーツがうまく働いてくれているようでシーク音もかなり抑えられています。

「EX-HDAZ-UTL」シリーズはおすすめできるHDDです。

3.5インチHDDなので、2.5インチに比べて容量あたりのコストパフォーマンスも高いですし、3.5インチなのにコンパクトで静音。殆どの主要テレビメーカーの対応機種一覧にも載っているHDDですので、互換の面でも安心です。