PCにTPMモジュールを後付けしてTPM有効化。Windows11へアップグレード可能に。

  • 2021年11月18日
  • 2021年12月11日
  • PC

2021年10月からWindows 11へ無償アップグレードが段階的に始まっているのですが、1台だけ要件を満たしていないPCがありました。

Windows11へのアップグレードにはTPM2.0が必須。

整合性をチェックという項目があったのでチェックしたところ、TPM2.0が有効になっている必要があるとのこと。

TPMとは。

Trusted Platform Module (TPM、トラステッド プラットフォーム モジュール)

そのまま訳すと「信頼できる基礎部分の部品」

ウィキペディアによると、様々なセキュリティ機能をもつ半導体部品だそうです。

参考:ウィキペディア(Wikipedia)https://ja.wikipedia.org/wiki/Trusted_Platform_Module

TPMは後付けでも追加できる。

ASUSのマザーボードの例ですが、ボード上にTPMを取り付けすることができるコネクターが付いています。

マザーボードのTPM端子
この端子です。ボードに「TPM」と印字されています。

AmazonでTPMモジュールを購入。

Windows11アップグレードで需要増の影響かわかりませんが、5,000円近くで売られていましたが、中国から発送で納期に一ヶ月近くかかる物が千円台であったのでそちらのほうを注文しました。

マザーボードのメーカーによって形状が違うようなので、手持ちのマザーボードに合わせて選ぶ必要があります。

TPMモジュール
届いた物がこちらです。

マザーボードのTPMコネクターにモジュールを取り付け。

マザーボードにセットしたTPMモジュール
TPMモジュールを取り付けた状態です。
LEDが点灯するTPMモジュール
電源を入れると基盤にLEDが付いていたようで光りました。
デバイスマネージャーでTPM有効化を確認。

Windowsを起動してデバイスを確認すると、TPM2.0が追加されていることが確認出来ました。

再度、整合性チェックを実行してみると、Windows11の要件を満たしたPCになりました。

TPM2.0が有効

そして、数日後にWindows更新の画面を開くと「Windows 11のアップグレードの準備が出来ました」との表示が出るようになりました。

Windows 11のアップグレードの準備が出来ました