過重労働は人を不幸にする話【失うものが多すぎです】

  • 2019年12月3日
  • 2020年8月24日
  • LIFE

当たり前かもしれませんが過重労働は良いことが一切ないです。 あくまで私の経験談ですが、今は環境も落ち着いて一年くらいになり、今思えばその時の健康状態や心理状態が危険だったことに気がづいたので書いてみます。

過重労働は免疫力を低下させ命の危険も。

今までになかった身体の変化と自覚症状。

寒さに弱くなった。

もともと寒さに強くてあまり厚着をしないほうでしたが、今までにないくらい厚着するようになっていました。歳をとったから寒さに弱くなってきたのかなーと思っていました。

風邪をひきやすくなった。

小さいころからほとんど風邪をひかないほうだった私でも激務だった頃は、一年間に三回も風邪をひき、しかも一度引いたら何週間も直らない状態が続くので、栄養ドリンクや病院へ行って薬に頼ることが多くなりました。

病院でもらう抗生物質は風邪を治してくれますが、服用する度に抗体を作ってしまうので、いざという時に抗生物質が効きにくい身体になっていきます。

なるべく抗生物質には頼らず自分の免疫力で治すように意識をしていましたが、この頃は早く治す必要もあったので服用していました。

いびきをかくようになった。

自分で初めていびきに気がづいたときは歳を取ったなーと思っていました。

アレルギー症状が出やすくなった。

もともと鼻炎でしたが発生頻度がひどくなり、顔の肌荒れがひどくなっていました。

自覚症状は年齢によるものだと思っていたがそうではなかった。

職場環境が落ち着いて約一年で、これらの自覚症状が全てなくなりました。過重労働による疲労によって、かなり免疫力が落ちていたということです。

私は幸い職場環境が落ち着いてくれたので健康面では上に書いたような症状だけで済みましたが、この状態が長く続くと免疫力が下がっていき命に関わる重たい病気にかかったり、突然死のリスクも大きくなっていたと思います。

過重労働はメンタルも危険に晒される。

当時は必至だったので、自分のメンタルが危ないとか考えませんでしたが、今思えばメンタルも危険だったかもしれません。

攻撃的になる。

当時は過重労働に置かれている人は私だけではなく、職場も人間関係も殺伐としていましたので、環境によるものもあるかもしれませんが、大人になって初めてなくらいすぐにカッとなることが多くなりました。

人の話が聞けなくなり気遣いが出来なくなる。

人に気配りしたり人のグチ話を聞いたりする余裕がなくなっていました。相手の言っていることが分かりにくかったりするとイラっとしてしまうことが多くなりました。

大切な人を傷つけてしまう。

心を許している親や恋人に対して甘えが出てしまっていたのもあり、きつく当たってしまうことがよくありました。

何もかもがめんどくさく思考停止状態。

仕事以外の時は何も考えたくない状態になっていました。何かするとすぐ時間が経ってまた仕事の時間になってしまう繰り返しで落ち着くことが出来ず、かといって何も手を付けられず、人に対しても自分の服装にも気を使えず今思えば腐っていってました。

過重労働は良いことが一つもない。

過重労働は人生の大切な時間を奪われてしまうだけでなく、健康を損なって命を落とす危険もあり、周りの人たちを傷つけてしまい人からの信頼も失ってしまうこともあります。

そして、失ってしまった時間と信頼は取り返すことが出来ません。

もしも、心当たりのある方でこれからも状況の改善が見込まれない場合は、早めに環境を変えたほうが良いです。

過重労働から抜け出すには。

  • 自分で仕事量をコントロールできるようであれば調整する。
  • 上司に相談をする。
  • 会社に相談窓口があればそこへ相談してみる。
  • 違法性はあれば第三者機関である労働基準監督署などに相談をする。
  • 思い切って辞める。
  • 転職する。

簡単に環境を変える方法を挙げてみましたが、過重労働で悩んでいるのであれば何かアクションをするしかありません。