室外機がうるさいときの対策と修理してもらった話。

皆さんはエアコンの室外機がうるさいと感じた経験はありませんか?

設置5年目のエアコンの室外機が、ある日からうるさいと感じるようになり、

5年くらいでは寿命は考えにくいし気のせいかな?

いやでも気になる!

近所迷惑になってそう。

と思うようになってきたので自分で出来る範囲で点検や対策をしてみました。

しかし最終的にはコンプレッサーの故障だったので、コンプレッサーを交換してもらいました。

室外機がうるさい原因。

考えられる原因① 室外機が汚れていないか。

室外機の特に裏面にあるフィンが汚れていたり、ゴミが詰まっていたりすると熱を排出しにくくなり能率が下がってコンプレッサーの回転が上がり、その結果うるさくなってしまいます。

また、室外機に枯れ葉などの異物がなどが入ったりすると、カラカラと音がでてしまいます。

室外機の裏は時々確認して、汚れが詰まらないようにしましょう。キレイにしておくと電気代の節約にもなります。

今回は、動き出しのときにカラカラいう時があるのですが、見た限りでは異物が当たっているようではなかったです。

考えられる原因② 室外機の振動。

エアコン室外機の中では、コンプレッサーとプロペラファンモーターが動いています。これらの振動が壁や地面などに伝わってうるさくなってしまうことがあります。がたつきがなくしっかり設置されているか確認しましょう。

壁掛けにしている場合は、壁に振動が伝わって家中に響くことがあります。壁掛け金具の壁と接触している部分に防振ゴムを敷くと、振動の伝わりが軽減されて静かになることがあります。

また、室外機を被っている筐体の鉄板が振動してうるさくなることもあります。そんな場合は、オトナシートを貼ることで室外機の筐体から出るビビり音を抑えることができます。

今回は、室外機の天板などを手で押さえても音がおさまらないので、うるさい原因は筐体の振動ではなく中からの音のようです。

考えられる原因③ 経年劣化や故障。

掃除をしても振動対策をしても改善されない。

そんな場合は部品が劣化しているか故障している可能性があります。機械物は長年使用していると劣化します。動作部分のファンモーターやコンプレッサーが劣化すると振動が大きくなってうるさくなってしまいます。

こうなった場合は修理するしかありません。

7年の延長保証に入っていたので、そこのサポートセンターに連絡をすると、メーカーに見に来てもらうことになりました。

そして、メーカーが確認した結果コンプレッサーが壊れていました。

分解せずに動かしているときは、どこから音が出ているのかわかりにくかったのですが、メーカーの人が点検で分解した状態で動かすと、コンプレッサーのほうからバイクのようなものすごい音が出ているのがわかりました。

コンプレッサーの交換。

部品の入荷待ちがあったので数日後に交換に来てもらいました。

同モデルの新品の室外機が来ました。

これをそのまま入れ替えるのではなく、この新しい室外機に今使っているメイン基板とファンモーターを移植して、実質コンプレッサーと冷媒回路を新しいものへ交換するということでした。

交換が終わりました。ボディも新品になりました。

「PAM」と書かれていた部分が「白くまくん」に変わりました。

ロットの違いでしょうか。

後ろ側のフィンも新品です。

中のメイン基板とファンモーターだけが今まで使っていたものです。

修理代は92,000円+税かかるところでしたが、延長保証で無償です。

高価なモデルのエアコンなので、長く使いたかったので延長保証に入っていて正解でした。

交換後は音がほとんど聞こえなくなりました。それと冷え方が全然違います。もともと容量の大きいサイズを選んでいたので、部屋が冷えないとか支障が出ることがなくて気づきにくかったのですが、能力も落ちていたようです。

音を立てずににキンキンに冷えてくれるようになりました。

また長く使えたらいいなと思っています。