ある日走行中、左のサイドミラーがグラグラしてきたので、
ボルトを締め直そうとしたところ……
根元からポッキリと折れてしまいました。
シグナスXも気づけばもう10年選手。
どうやら金属疲労が進んでいたようです。
しかも私の車両は、フロントスクリーンをミラーボルトに共締めしている構造のため、
通常よりもボルトに負担がかかっていたようでした。
左ミラー側は土台ごと交換

Amazonで**中古のブレーキレバーホルダー(土台)**を見つけたので、
土台ごと交換してとりあえず修復完了。
まさかの右ミラーも折損!
念のため右側もグリスアップしようと思い、
軽くボルトを緩めようとした瞬間……
こちらもあっさりと折れてしまいました(汗)
右側のミラーホルダーは、マスターシリンダーと一体型になっているため、
交換が高額かつ手間がかかります。
折れ込んだボルトは「エキストラクター」で救出
調べてみたところ、「エキストラクター(逆タップ)」という工具を使えば、
入り込んだボルトを抜けるとのこと。
使い方は簡単👇
- 折れたボルトの中心にドリルで下穴を開ける
- その穴にエキストラクターをねじ込む
- 逆ネジ構造なので、ねじ込んだまま回すと折れたボルトが持ち上がる
右ミラーのネジは逆ネジ仕様なので、
真っ直ぐ叩き込める角型タイプを使用しました。

結果、見事にスルッとボルトが抜けました✨
これなら左側もわざわざ土台を買わずに済んだかも……。
新しいミラーは「TANAX NAPOLEON クロス3 プラス」
折れたミラーの代わりに選んだのは、
タナックス(TANAX)ナポレオン クロス3 プラス。
ブルー鏡が採用されていて、見た目にも高級感があります。
ただし、現在は8mmボルト仕様が廃番になっており、
販売されているのは10mmタイプのみ。
そのため、ミラーボルトアダプターが必要になります。
スクリーンステーの穴も加工が必要
10mmミラーを装着する際、
フロントスクリーンを固定するステーの穴が小さく通らなかったため、
リーマーで穴を広げて対応しました。
左がノーマル、右が拡張後の穴です👇

無事装着完了!

ミラーをしっかり固定でき、見た目もスッキリ。
ブルー鏡の反射が自然で見やすく、夜間走行時の眩しさも軽減。
結果的に見た目も機能性もアップしました✨

🔧 まとめ
- サイドミラーのボルト折れは金属疲労が原因のことが多い
- エキストラクターを使えば簡単に折れ込みボルトを抜ける
- ミラー交換時はネジ径と逆ネジ方向に注意