マジェスティSを買ってから、2回目のタイヤ交換をしました。
マジェスティSのタイヤ交換履歴。
メーカー 名前 | ODO走行距離 | 走った距離 | 期間 |
KENDA 純正 | 0~13300km | 13300km | 11ヶ月 |
ダンロップ スクートスマート | 13300~39170 | 25870km | 2年6ヶ月 |
IRC モビシティー | 39170~ | – | – |
最初のKENDAのタイヤは、マジェスティSを新車で買った時に最初から付いているタイヤになります。評判どおり減りが早く、一万キロを超えたあたりからスリップサインがそろそろかなーという感じでした。
そして、最初に交換したタイヤは、ダンロップのSCOOTSMART(スクートスマート)というタイヤです。最初のタイヤよりも2倍近く長持ちしました。
25000kmくらいで、リヤにスリップサインが出てきました。フロントはまだ溝が残っていましたが、どちらもゴムが固くなってきて滑りやすくなってきてたので、前後ともに交換しました。
マジェスティSのタイヤサイズ。
- 前輪:120/70-13 MC 53P
- 後輪:130/70-13 MC 57P
後輪用の一般的な130/70-13のサイズのものは「63P」です。
同じサイズで型番の最後の「57P」と「63P」の違いは?
ダンロップの照合表を見ると、リヤの型番の最後の「57P」はマジェスティS用にラインアップされているようですね。
これは何を表しているかというと、2桁の数字は最大荷重を表していて、最後のアルファベットは耐えられる最高速度を表しています。
具体的な数字でいうと。
- 130/70-13 MC 57Pは、最大荷重が230kg
- 130/70-13 MC 63Pは、最大荷重が272kg
そしてどちらも耐えられる最高速度はアルファベットが「P」なので時速150kmです。
メーカーの設計のとおりに「57P」を選びました。
マジェスティSのタイヤを交換して違和感が無くなった話。
マジェスティSを新車で買った時から気になっていたのが、私のマジェスティSは直進中になぜか重心が左側に行く感じで、力を抜くと勝手に左方向へ寄ってしまう状態でした。
最初はタイヤが原因とは知らず、前に乗っていたシグナスXでもリヤキャリアを付けた時に、同じ現象を経験したことがあるので、キャリアのせいかそれともマジェスティSの車体がこういうものなのかなと諦めて乗っていました。
長時間乗ると背筋が突っ張ってしんどいバイクだなーと思ったこともありました。しかし、タイヤを交換してから真っ直ぐ走ってくれるようになったのです!
違和感はタイヤが原因だったのです。しかし、他でそういった話は聞かないので、たまたま私のKENDAのタイヤのアタリが悪かっただけかもしれません。
タイヤの違いでこんなに走りが変わるのか!と思いました。
2回目のタイヤ交換は、IRC TIRE MOBICITY モビシティというタイヤ。
ダンロップのスクートスマートも気に入っていましたが、今回はスクートスマートの在庫が無かったのでこちらにしました。
リヤがマジェスティS用の「57P」が無かったので、今回初めて「63P」を付けました。おそらく強度が違う分、重量が若干大きいと思うので心配で店員さんに聞いてみましたが、「レースしないならそんなに違いは分からないはず。」とのこと。
それと、ダンロップはゴムがすぐに固くなってグリップが悪くなるから取り扱っていない。IRCは良いコンディションで長くもつからおすすめと言われました。
但し、在庫のあるものを売りたいから言っているだけかもしれませんので真実はわかりません。
溝の形もスクートスマートと若干違います。
今日タイヤを変えたばかりなので、これから普段乗りや高速道路の走行で感じたことをまたインプレします。
続報。モビシティタイヤで乗ってみて。
2020年9月1日追記。
10ヶ月くらい乗ったので、インプレです。
ダンロップに変えた時と同じく、純正タイヤの時のような左に寄っていくようなことはありませんでした。
今回は、メーカー指定の「57P」ではなく「63P」を取り付けましたが違和感は感じませんでした。加速も変化ないですし高速道路でも問題なく走行できました。
ただ、感覚ですが交換したばかりの時のグリップはダンロップのほうが強かった感じがします。
モビシティも街乗りには必要十分なグリップです。そこそこ乱暴に旋回しても、滑りそうに感じたり不安を感じることもないです。
それと空気圧が同じでも、ダンロップよりもモビリティのほうがソフトな感じがします。ダンロップの時は、もっとごつごつしてダイレクトな感じでした。
店員さんが言ってた通りに、劣化でゴムが固くなりにくく長く乗れたらいいなと思ってます。
あくまでも個人的な感覚です。