私のシグナスXが10年目で走行距離が90000キロを迎える頃に事件が起こりました。
走行直後なのに突然バッテリーが上がってしまったのです。しかもキックでかけようとしたら、キックペダルの根本のシャフトがポッキリ(´゚д゚`)エー(こんなところ折れるのか?)ボアアップで、キックが尋常じゃないくらい固くなっていたのですがまさか折れるとは…
セル回らない、キックも出来ない…始動する手段が無くなりました(汗)
その日は乗るのを諦めて友達の鉄工所へバイクを持って行き、折れたキックペダルの溶接を試してしてもらいました。しかし鋳物(いもの)という素材が溶接に合わないみたいでくっつきませんでした(;_;)
とりあえずその友人に車からブースターケーブルでエンジン始動を手伝ってもらい、1時間ほど走行しましたがバッテリーは回復せず、自力での始動は不可能という状態に。まあ中国製の互換バッテリーにもかかわらず3年半ももってくれてたので、単純に寿命かと思い新しいバッテリーを注文。
新しいバッテリー到着までしばらく乗れない日が続きました。
バッテリー交換後はセルも元気に回り、数日ぶりに走行。
しかし、ヘッドライトを点けて走行していると、どんどんバッテリがー減っていって燈火類が暗くなっていき、バッテリがーすぐに上がってしまいました。どうやら単なるバッテリーだけの問題ではなかったみたいです。
応急処置としてジャンプスターターというものを購入しました。
バッテリー上がりの車やバイクを緊急始動できる超便利なアイテムです☆
コンパクトながら12000mAhの大容量で3000ccくらいまでの車まで始動出来るようです。
しかも大容量バッテリーのおかげでスマホやタブレットも複数回充電出来る優れものです。
直るまでの間、かなり活躍してくれました!
そして、バイクのほうの充電不良の原因をサービスマニュアルやネットで色々調べたところ、充電に関係するのはレギュレーターか電気を発電するオルタネーター的なステーターコイルという部品、あとはそれらをつなぐハーネスのどこかで切れているとか。
とりあえず安い方で簡単に取り替えられるレギュレーターを注文し、交換と同時にこういったトラブルの予兆がわかるようにKOSOの電圧メータも取り付けました。
しかしレギュレーターを交換しても改善されず。
アイドリング中も走行中もどんどん電圧が下がっていき、発電されていないようです。
結果、ステーターコイルの交換で直りました!
アイドリング中も走行中も電圧が変動することなく14.3Vで安定してます☆
写真左が交換したレギュレーター
写真右がステーターコイルです。
ステーターコイルを交換するときは、空冷ファンの奥にあるフライホイールを外すのですが、その際にフライホイールプーラーという専用工具が必要です。